正確な翻訳について

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1. 原文に忠実で正確な翻訳

契約書、技術文書の場合、あくまでも「原文に忠実で正確な翻訳」が求められます。理由の1つとして、基本的に、特に、契約書、技術文書では、翻訳会社は、内容の解釈を行わないと考えるからです。

2. 他の翻訳分野との相違

この点が、他の翻訳分野、例えば、文学作品等とは異なる部分です。これは、文学作品等の翻訳が、「原文に忠実で正確」でないという意味ではありません。契約書、技術文書の場合、一例をあげれば

  • 翻訳者のイマジネーション
  • 創造力
  • 人生観

等が介在する余地がないという意味です(これについて、深く掘り下げることはしません)。

原文に忠実で正確な翻訳」といっても、契約書、技術文書の中には、原文自体に誤記、文章の欠落、不完全な内容等、原文自体に問題がある場合が、時として、見受けられます。特に、草稿段階の契約書、中でも、同じ契約書を相手方、地域により微妙に修正して使い分けているものや、契約書の起草者自身の考えがまとまっていない内容のもの、全体の整合性がないもの等、色々なパターンに遭遇します。実際、よほど慣れていないと、注意しても、これらに気が付かないような事案があります。

このような場合、問題がある部分を「原文に忠実で正確な翻訳」した上、問題部分をお客様にお知らせしております。

その他 FAQその他のご質問、Q3」もご覧ください。

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